奇跡的に8年たった今も変わらない姿を披露してくれている
飽きが来ない 路線を狙ったわけでもなく
ただ 便利で乗りやすい機能等 何ひとつ装備していない
シンプル.....どころか強烈な灰汁の塊であるといえる
でも
アクの強いもの 癖のあるものを 去勢せずそのままにコーディネートしていくと
飽きるどころか 未だに新しい発見があったりする
特に手で触れると 完全手作りのラインのやわらかい事に驚くし
全く視界に入ることの無い ウラの裏側に新しい発見があったり
ショーバイクのピークは ショー会場でライトアップされているときにあると思いますが
駐車場の華になるほど 遣れていないこの一台
実は完成した時から どんなエイジングを見せてくれるのか楽しみにしていたので
傷は消さない
そんな ルールで洗車と車体磨きのお世話を続けてきました
8年も乗ってれば 傷なんて沢山ついて当たり前だし
コキズ 小錆 新車や出来立てのカスタムにあったら マイナスでしかないけど
兎に角長生きして欲しいバイク そしてその外装
むやみに削ったりなどいたしません
ポリッシャーなどの機械も必要としません
手で出来る限りのリフレッシュで充分
それは 出来合いの鋳物パーツをポリッシュしたのではなく
贅沢な鍛造アルミの塊から削りだされた ワンオフパーツの数々は
素地がいいから すぐに輝きを取り戻すからです
取れない汚れや錆を無視して イタズラに錆びないようにコーティング
こうして2年後はもっと美しく年をとるのではないでしょうか?
最後に 本皮のシートに 薄く 薄く脂をしみこませて終わります
これはとても好きな作業で 脂も私物だから 特別なシートにしかやりません
どんなバイクにでも似合うという物ではない物が似合う
大事にすることで初めて光る魅力もある
その他 カスタムに対してピュアで真っ直ぐな環境で生まれた一台から
今 改めて学ぶことは多く
それは 当時で既にオールドモーターだったショベルだからこその拘りや
故障というネガティブな要素に挑む 熱い気持ちなど
全てのカスタムに当てはまる要素ばかりではないにしろ
ワンオフ パーツの魅力
カスタム デザイン By ベガス と メイドイン ベガスの違い などなど
実に気持ちに語りかけてくるバイクです
美人じゃないんですよ多分コノバイク
超個性派 美人なんで ず~~~~~~~っと観察しないとその魅力が理解できない
ま
オーナーが理解してくれてるから コノバイクとっても幸せな一台です
ただ 廃れないものではなく
オモシロク廃れない物を体現してくれてます
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